「無添加」と書いてあれば体にいい?|食品表示の正しい見方
スーパーで食品を選んでいると、
「無添加」
「保存料不使用」
「着色料不使用」
といった表示をよく見かけます。
「無添加なら体によさそう」と感じるかもしれません。
しかし、先に結論をお伝えすると、「無添加=健康的」とは限りません。
無添加かどうかは、食品を選ぶための情報の一つ。健康を考えるなら、食品全体を見ることが大切です。
「無添加」なら安全なの?
「無添加」と書かれていても、それだけで食品の安全性や栄養価が決まるわけではありません。
例えば「保存料不使用」の食品でも、適切に冷蔵しなければ食品が傷むことがあります。
反対に、食品添加物が使われているからといって、それだけで危険な食品になるわけでもありません。
食品添加物には、
- 食品を保存しやすくする
- 色や味を整える
- 品質を保つ
など、それぞれ使用する目的があります。
大切なのは、「添加物があるか、ないか」だけで判断しないことです。
無添加のお菓子なら健康的?
例えば、「保存料・着色料不使用」と書かれたお菓子でも、糖類や脂質を多く含んでいることがあります。
無添加だからといって、たくさん食べてもよいわけではありません。
反対に、添加物を使用している食品でも、それだけを理由に避ける必要はありません。
食品の健康面を考えるなら、「何が入っているか」だけでなく、「何をどのくらい食べるか」を見ることが重要です。
食品表示はここを見よう
食品を選ぶときには、「無添加」という文字だけでなく、次の3つを確認してみましょう。
① 原材料名
何から作られている食品なのかを確認します。
② 栄養成分表示
エネルギー、脂質、炭水化物、食塩相当量などを確認できます。
③ 食べる量と頻度
健康への影響を考えるうえでは、これがとても重要です。
たまに食べるお菓子と、毎日大量に食べるお菓子では意味が違います。
子どもには無添加食品を選ぶべき?
無添加の商品を選ぶことは、一つの選択です。
しかし、子どもの健康を考えるなら、添加物だけに注目するよりも、
野菜や果物を食べているか
たんぱく質を摂れているか
甘い飲み物やお菓子が多すぎないか
など、食生活全体を見ることのほうが重要です。
「無添加でなければ食べさせない」と考える必要はありません。
では、どう選べばいい?
スーパーで商品を選ぶときには、
無添加かどうか
↓
原材料はどうか
↓
栄養成分はどうか
↓
自分はどのくらい食べるのか
という順番で考えてみましょう。
「シンプルな原材料の商品が好きだから無添加を選ぶ」という選択ももちろんできます。
ただし、無添加という言葉だけで「こちらのほうが健康的」と判断しないことがポイントです。
IKIRU+の結論
「無添加」は食品を選ぶための情報の一つであり、健康食品であることを示す言葉ではありません。
食品添加物が入っているという理由だけで避ける必要もありません。
食品を選ぶときは、「無添加かどうか」よりも、食品全体を見る。
原材料や栄養成分を確認し、さらに「何を、どのくらい、どのくらいの頻度で食べるのか」を考える。
これを基本にすると、食品表示の言葉に振り回されにくくなります。
