家族が健康食品を選ぶときの注意点
高齢の親や家族の健康を考えて、健康食品やサプリメントを購入する方もいるでしょう。
「いつまでも元気でいてほしい」「不足している栄養を補ってほしい」という思いから、商品を選ぶこともあります。
しかし、健康によさそうな商品でも、本人の健康状態によっては適していない場合があります。
また、本人が希望していない健康食品を勧めることで、負担になってしまうこともあります。
今回は、家族が健康食品を選ぶ際に確認したいポイントについて解説します。
1. 家族が健康食品を選ぶ前に考えたいこと
健康食品を選ぶ際には、まず本人の食生活や健康状態を確認することが大切です。
例えば、食事量が減っている場合は、栄養不足が起きている可能性があります。
一方、普段の食事から十分な栄養を摂取できている場合は、健康食品が必要ないこともあります。
また、持病や服用している医薬品によっては、特定の成分を避ける必要があります。
さらに、健康食品を利用するかどうかは、本人の希望を尊重することも重要です。
家族の健康を支えるためには、商品を購入する前に、本人に何が必要なのかを確認することが大切です。
2. 家族が確認したい5つのポイント
① 本人の食生活を確認する
健康食品を選ぶ前に、普段どのような食事をしているのか確認しましょう。
食事量や食品の種類、体重の変化などが参考になります。
特に、食欲の低下や意図しない体重減少が続く場合は、医療機関に相談することが大切です。
健康食品だけで栄養不足を解決しようとしないようにしましょう。
② 持病や服用している薬を確認する
健康食品の成分によっては、医薬品の働きに影響する場合があります。
例えば、ビタミンKはワルファリンの作用に影響することが知られています。
また、腎臓の病気などによって、特定の栄養素の摂取制限が必要な場合もあります。
購入前に医師や薬剤師に相談しましょう。
③ 成分と摂取量を確認する
健康食品には、ビタミンやミネラル、植物由来成分などが含まれています。
商品によって成分量が異なるため、表示を確認することが重要です。
また、本人がすでに別のサプリメントを利用している場合は、成分の重複にも注意しましょう。
健康食品は、成分が多く含まれているほどよいというわけではありません。
④ 食べやすさ・飲み込みやすさを確認する
高齢者では、噛む力や飲み込む力が低下している場合があります。
錠剤やカプセルが飲みにくい方もいるため、商品の形状にも注意が必要です。
また、液体やゼリー状の商品でも、飲み込みの状態によっては適さない場合があります。
むせや飲み込みにくさがある場合は、医師や言語聴覚士などに相談しましょう。
⑤ 本人の希望と費用を確認する
家族がよいと思う商品でも、本人が利用したいとは限りません。
味や飲みやすさ、利用する手間なども確認しましょう。
また、健康食品を継続して購入する場合は、費用が負担になることもあります。
本人の希望を尊重し、無理なく利用できるか考えることが大切です。
3. 高齢の家族を支えるときに大切なこと
高齢の家族の健康を考える際には、健康食品の利用だけに注目しないことが重要です。
例えば、食事量が減っている場合は、食欲低下の原因を確認する必要があります。
歯や入れ歯の問題、飲み込みにくさ、持病などが関係していることもあります。
また、買い物や調理が負担になっている場合は、食事の準備を手伝うことが役立つかもしれません。
さらに、一緒に食事をする機会をつくることが、食事への意欲につながる場合もあります。
家族の健康を支えるためには、健康食品を勧めることよりも、毎日の食生活や生活環境を整えることが大切です。
4. 今日からできる5つの工夫
① 食事の様子を確認する
食事量や食べにくさ、体重の変化などに目を向けましょう。
② 利用している健康食品を整理する
商品名や成分、摂取量を一覧にしてみましょう。
③ 医師や薬剤師に相談する
持病や服薬状況を踏まえて、安全性を確認しましょう。
④ 本人の希望を聞く
健康食品を利用したいかどうか、本人の気持ちを尊重しましょう。
⑤ 食生活の支援を優先する
必要に応じて、買い物や調理、食事環境を整える工夫をしましょう。
IKIRU+の結論
家族が健康食品を選ぶ際には、本人の食生活や健康状態を確認することが重要です。
特に高齢者では、持病や医薬品との相互作用、成分の過剰摂取などに注意する必要があります。
また、噛む力や飲み込む力の状態によっては、商品の形状にも配慮が必要です。
健康食品を利用するかどうかは、本人の希望や生活状況を尊重して判断することが大切です。
家族の健康を支えるためには、健康食品だけに頼らず、毎日の食事や生活環境を整えることから始めましょう。

