子どもの成長を支える食事とは?|大切なのは「たくさん食べる」ことだけではない

子どもの時期は、身長や体重が増えるだけでなく、骨や筋肉、脳など体のさまざまな部分が発達していく時期です。
そのため、子どもの食事では成長に必要なエネルギーと栄養素を不足なく摂ることが大切です。
一方で、「これを食べれば成長する」という特別な食品があるわけではありません。


子どもは「成長するため」の栄養も必要

大人も子どもも、生きて活動するためにエネルギーや栄養素が必要です。
子どもはそれに加えて、新しい体をつくりながら成長しています。

そのため、

炭水化物
たんぱく質
脂質
ビタミン
ミネラル

などを幅広く摂ることが基本になります。


主食・主菜・副菜を基本に考える

毎日の食事を難しく考えすぎる必要はありません。

例えば、

主食: ごはん、パン、麺など
主菜: 肉、魚、卵、大豆製品など
副菜: 野菜、きのこ、海藻など

を組み合わせると、さまざまな栄養素を摂りやすくなります。
さらに、牛乳・乳製品や果物なども食生活に取り入れていきます。


特定の栄養素だけを重視しない

「身長を伸ばすためにカルシウム」
「体をつくるためにたんぱく質」

など、一つの栄養素に注目することがあります。
もちろんどちらも大切ですが、特定の栄養素だけをたくさん摂ればよいわけではありません。
例えば骨の成長にも、カルシウムだけでなく、たんぱく質やビタミンDなどさまざまな栄養素が関わっています。


食べる量には個人差がある

同じ年齢でも、

体格
成長の速さ
運動量
その日の活動量

などによって必要な食事量は異なります。
そのため、ほかの子どもと食べる量を単純に比較する必要はありません。
成長の様子を見ながら、その子に合った食事を考えることが大切です。


「食べる経験」も大切にする

子どもの食事は、栄養を摂るだけの時間ではありません。
さまざまな食材の味や香り、食感を経験したり、家族と食卓を囲んだりすることも、食生活を形成していく大切な経験です。
無理に食べさせることだけを目標にせず、食べることに興味を持ち、楽しめる環境をつくることも意識したいところです。


IKIRU+の結論

子どもの成長を支えるために、特別な食品を探す必要はありません。
基本になるのは、必要な量を確保しながら、さまざまな食品を組み合わせることです。
「野菜を食べない」「食べる量が少ない」など一部分だけを見るのではなく、数日から一週間程度の食生活全体や成長の様子を見ることも大切です。
そして栄養だけでなく、「食べることは楽しい」と感じられる経験を積み重ねることも、子どもの食生活を支える大切な要素です。